「なんの希望も期待ももたず、ただあきらめの念だけをいだいて私は高校に進学しました。
これといってなんの思い出もなく、ただ退屈な日常生活のやりきれなさにウンザリしていた中学時代に、背筋の寒くなるような嫌悪感を覚えながら・・・。
私は何か刺激となるものがほしかったのです。
それは友だちと喧嘩することでもよかったし、あるいは、思いっきり教師に説教されることでもよかったのです。
・・・高2の夏休みあたりから、しだいに私は全学連に興味をもちはじめました。
以前はただ彼らの行動に対して野次馬根性でデモをみいっていたひとりであったのですが。
私はいままで募の不満というものが社会の縮少である学校というものだけに向けられていた幼稚さに気づき、なんともいえずあせりを感じたのです。」